Yukihy Life

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僕がTOEICのために使っていた瞬間英作文用おすすめ教材とそのレビュー

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 瞬間英作文とは、「日本文を読み、それを瞬時に英語に訳す」といったやり方で、森沢さんという方が提唱している英語の勉強法です。英会話だけでなく、リーディング・リスニングにも絶大な効果を発揮する方法です。この勉強法の詳しいことは、森沢さんが出された

 の本か、「瞬間英作文」でググってみると良いです。

今までに行ってきた教材と、そのレビューを書いていこうと思います。

 

瞬間英作文用教材

~第1ステージ~

第1ステージは文法別に瞬間英作文をしていくことで、「口を慣らす」意味合いが強いのですかね。いずれにせよそこまで教材の冊数をこなす必要はないですが、瞬間英作文の基礎となる部分なので、みっちり丁寧に行う必要があります。

 

 やりこみ度★★★★☆ おススメ度★★★★★ 

 使いやすさ★★★★★ 英文の実用度★☆☆☆☆ 

 とりあえず瞬間英作文を始めようと、セオリー通りこの教材から始めました。自分は最初、TOEIC400程度ですが、本当にしゃべれなかったのを覚えています。英文自体は中学で習う文法が、一つの見開きに一つの単元という形でおさえられており、非常に見やすく使いやすいです(瞬間英作用ですので当たり前ですね)。

一つの単元に10個の英文があり、ボリュームとしても基礎を鍛えるのに十分の量があります。英文に不自然なものがあるとの指摘も多いですが、この教材の目的はあくまでも「基礎文法を瞬間英作により自由に操れること」ですので、問題はないと思います。逆に言えば覚えても無駄な文ばかりですので。

自分はこの教材を計20周ほどやりました。後半わりと覚えてしまったので効果が薄れると思った方は10周くらいで次にいっていいと思います。センスのある人はこの本である程度しゃべれるようになるらしいですが、自分はこの時点ではそんなこと一切なし…

 

 やりこみ度★★☆☆☆  おススメ度★☆☆☆☆

使いやすさ★★★★★  英文の実用度★☆☆☆☆

 とりあえず上のが覚えてしまったので、一応買ってみました。正直あんまりいらないかな…(笑) 内容は完全に上の教材の文が違うバージョン(一部仮定法とか追加されてたのは良い)。

なので、名前の通り、上のものを7周くらいで覚えてしまった人が「おかわり」に使うと良いのでは?と思います。短い時間で一気に上の本を進めるとおそらく覚えてしまいやすいと思うので、その辺は適宜判断でといったとこでしょうか。

とは言っても普通に上のを進めた人はスキップしたほうがいいです。初見ですらすら言えると嬉しいので「スラスラ喋れてるカッコいい」と感じたい人は買っても良いかも。

 

~第2ステージ~

第2ステージは中学レベルの文法を「シャッフル」で扱っていきます。時制など気を抜いているとすぐに間違えるので、第1段階よりもより大きな負荷をかけることができます。ここでは、「日本文を正しく英文に反映させる」ことに注力したいので、中学レベルの文法は全て瞬間英作文で起こせるということは最低条件となります。

 

 やりこみ度★★★★☆  おススメ度★★★★☆

使いやすさ★★★★★  英文の実用度★☆☆☆☆

少し難易度が上がりますがわりとすぐに慣れます。慣れなかったらもう一度1段階に戻るといいでしょう。自分はあんまり慣れてなくても強行突破しましたが…。けっこういける…。

内容は「どんどん」の文をシャッフルにしただけのトレーニングです。飽きるのでわりとしんどいですがここを突破したあたりから少しずつ日常的にも喋れたりするようになってきます。僕はこの時点で東京駅にいる外人さんを道案内しました。山手線はあっちだよと。なので頑張って乗り切りましょう!

後半50個は本当にしんどいです。っというか正直ここは後回しでいい、むしろ後回しの方がいいと思います。後半は長くて文の暗記に頼っちゃうんですよね本当に。

しかも覚えてもあまり実用的じゃないと思うと…。ここでの目的は文を見て、状況をイメージし、時制とかを自由に操れればいいと思うので、その辺りを意識すれば後回しにしても良い部分かなあと思います。(自分は早く第3段階にいきたかったので、後にしました)

 

 やりこみ度★★☆☆☆  おススメ度★☆☆☆☆

使いやすさ★★★★★  英文の実用度★☆☆☆☆

 本当に量をやりたい人用です。対象となるのは、上のスラスラをやり、スラスラ言えることができない人、慎重派の人(ちょいM?)、ぐらいでしょうか。

普通のスラスラは、後半の半分が鬼のように長い英文ですが、こちらは通常の長さぐらいのが全てなので、むしろこちらだけ買って通常のスラスラは買わないというのが実は最良なのかもしれません。いずれにせよ両方の教材を買う必要はなさそうです。

 

~第3ステージ~

第3ステージは中学の文法内容を超え、それぞれ自分の好きな内容について広げていくといいみたいです。とりあえず僕は英語上達完全マップで薦められている通り、高校の内容についてまずは処理していきたいと思いました。

 

 やりこみ度★★★☆☆  おススメ度★★★★☆

使いやすさ★★★☆☆  英文の実用度★★☆☆☆

 高校の内容を一通りおさらいするためにいろんなサイトで良い評価のこの教材を購入。

今までになかった否定・仮定・譲歩の表現や、より込み入った内容も薄く広く扱ってくれています。本は本体と英訳例の冊子が別々になっていて、英訳例の冊子を見ながら英語に起こしていき本体で確認という流れです。

使いやすさは瞬間英作文用でない教材としてはまあまあです。高校の内容ですので、表現の幅はかなり広がりますが堅苦しいところはあります。

瞬間英作できる英文は397個と重要構文38個ですので、量的に不足。また一つの構文についてもあまり何度も触れるというのができない…。

しかしその分を差し引いても、急に高校の分厚い構文書をあさるのはかなり抵抗があると思いますので、まずはこの一冊でしょうか?薄さが魅力の教材です。

 

 やりこみ度★★★★☆  おススメ度★★★★☆

使いやすさ★★★★★  英文の実用度★★☆☆☆

大学受験の際に、この教材にトラウマになっている人も多いのではないでしょうか?全部覚えれば旧帝大とかいけるのかな?僕はそんなレベルではないので使いませんでしたが。

はい、英作します。大変です。超大変。上のポイントスタディはこれを始めるための下準備ってとこですかね。構成ですが、左のページに英文、その訳が右のページに書かれているだけが永遠と続きます。

もともと英文丸覚えのために作られた本なので非常にやりやすいですね。高校で習う英文の文法事項を隅から隅まで扱っているような本なので、一文一文が長く、わあ!ってなります。

英文は全部で700ありますが、難しい文には※印がついていて、それを除くと500まで減ります。僕はモチベーション維持のため(少しでも減らしたい…)、500を集中して英作しました。

難易度の高い構文を攻略していきますが、これが終わったあたりで僕は少し変化が訪れました。海外旅行をこの辺りでしたのですが、今まで挨拶や質問などしかできませんでしたが、なんとインド人とプライベートなことを2時間ほど喋ることに成功(酔っぱらってたというのもありますが…)、またリーディングも、帰り読みが大きく減ったことを覚えています。

この教材だけやってもそうはなりませんが、ここまでの積み上げですね!みなさんもこの本を何とか攻略してください!ちなみに文法や構文に関しての解説は皆無ですので、文法書もとなりに置いておくとBestです。

 

~日用英語~

英語上達完全マップによると、ここから先は自分の好きなようにやってくれとのこと。僕は英語でフレンズを楽しめるように、日用英語をはじめることにしました。っというか今までの教材だと実用的でなさすぎるので意味が感じられない…。

別に外人に「実在の世界について知りたいと思うなら、実在の世界がどうなっているかを見かけから推測することによってのみ可能となる」なんてこと言いませんし。それよりもアイヅチとかのが知りたいです。

 

 やりこみ度★★☆☆☆  おススメ度★★★★★

使いやすさ★★☆☆☆  英文の実用度★★★★★

評価が高かったのでこの教材を選びました。使ってみての感想ですが、日用英語を習得したいのであればまずはこの教材をやることを強くおススメします!

実はこの本は瞬間英作にはあまり適しません。が、「この状況では英語では何と言うのか」というのをクイズ形式進められるので問題なく学習できます。

本屋などでパラパラめくると、その表紙とイラストがふんだんに使われた中身から、ここまで英語学習をしてきたというプライドから買いたくないように見えます。しかし効果は抜群なので息抜きだと思って挟んでおくことをオススメ。海外旅行などに行く際にもかなり有効です。

具体的には、「どうぞ」と勧めたり、「おしい!」と反応したり、今までの無機質な英文から一転して実用的なものに触れられます。

後半文章になっていますが、上のように今まで瞬間英作をしてきた体力がありますので、難なく進めることができます。続編がでているようですが、まだやっていません。やろうと思っています。

 

 やりこみ度★☆☆☆☆  おススメ度★★☆☆☆

使いやすさ★★★★★  英文の実用度★★★☆☆

この教材も評価が高かったので購入しました。構成は「定型フレーズ集」「文法活用編」「日常会話編」と三部になっていて、左に日本語、右に英語となっていてやりやすいです。

結論からすると、非常に良い教材だけど、今の自分には適したものではないというのが正確なレビューになります。「定型フレーズ集」は、もはや瞬間英作文でなく覚えるべき表現が数多く並べられていて、非常に重宝します。

特に最初のページにある1語フレーズ2語フレーズなんかは、知らないものも多く、使って良かったと思えます。ただ中盤と後半は普通の瞬間英作になっていき、第1ステージの内容になっています。

今までの確認をしたいorとにかく量をこなしたい人にとってはおススメできますが、第1ステージを終えた現在必要かと言われるとちょっと微妙。僕は海外旅行に行くときにだいぶ取得しておいたおかげで、あまり新たな発見は得られなかったというのが正直な感想でした。

 

 やりこみ度★★☆☆☆  おススメ度★★☆☆☆

 使いやすさ★★★☆☆  英文の実用度★★★★☆

 この教材も評判がよかったので購入してみました。題名にもありますが、与えられた条件とそのイラストを見て瞬間英作をしていくという流れです。

こういった教材自体が珍しく、瞬間英作文の主旨にあっていますが、そもそも普段の瞬間英作文をやる段階から[日本文→イメージ→英文]と間にしっかりとイメージを挟んで行っている人にとってはそこまで必要な要素かと言われるとちと微妙か…。

イラストが多くあるので瞬間英作文自体の数は非常に少なく、あっさりと終わってしまいます。瞬間英作文をはじめて間もない人がやる分には、簡単ですぐに終わり、勉強法も身に付くのでおススメ。

 

 やりこみ度★★★★☆  おススメ度★★★★★ 

 使いやすさ★☆☆☆☆  英文の実用度★★★★★

 本屋で立ち読みして良いと思ったので購入。内容は海外ドラマなどに出てくる実用英語を文法別に並べたものです。

また文法?と思うかもしれないですが、やってみると実用英語の文法は今までとはまた違った部分もあり、たいへん参考になります。瞬間英作文としてはやり辛い構成で、1ページ内に日本文と英文が並んでいるのでうまく隠しながらいけないですが、ボリュームもそこそこあり、何よりこれを学習した辺りから本当に海外ドラマが見やすくなっていったという実感がモチベーションにつながりました。

 

  やりこみ度★★☆☆☆  おススメ度★☆☆☆☆ 

 使いやすさ★★★☆☆  英文の実用度★★★☆☆ 

 英単語帳として革命を起こしたといっても過言ではないDUO。もともと英単語の学習として購入したものですが、他のサイトなどでも瞬間英作まですると良いとあったので挑戦してみました。

結果から言うと「単語帳としては無敵だが、瞬間英作文には向かない」というのが僕の考えです。英文の実用度もまわりの評価ほど高いと思えず、やりづらいし、文章が長くて結局は暗記に頼ってしまうと思ったのでやめました。

「単語を重複なく全文章に散りばめている」というコンセプトも、瞬間英作文をするとなると非常にやっかいで不自然な文な気もして、これを瞬間英作するのなら他のをやったほうが効果的かなと思います。

ただ単語帳としてはさすがですよね。お世話になりました。

 

~TOEIC英語~

現在瞬間英作文は、TOEICの対策としても注目されています。通常のTOEICはリーディングとリスニングしかなく、「スピーキングを鍛えられる瞬間英作文は効率が悪いだろ!」と思いがちですが、やってみると分かりますが瞬間英作文はTOEICに対して効果は抜群です。

効果は抜群なのですが、如何せんTOEICの文章はフォーマルというか、今までの瞬間英作文ではあまり出てこないような表現も多く見られるので、負荷はとても大きいです。

以下の教材はTOEIC英語なので「おススメ度」と「英文の実用度」は省略させていただいます。

 

 やりこみ度★★★★☆

使いやすさ★★★★☆

トレーニング期間 10日(8周)

TOEIC文法書の定番のシリーズです。この教材で勉強をしている人は多いでしょう。この教材はまず文法書として本当に素晴らしいので、瞬間英作文をしなくても買うべきものです(安いし)。

普通の使い方をしていると、「問題を解く」→「復習」→「音読」ぐらいで止まりそうですが、ここでもう一つ「瞬間英作文」を加えることで効果は何倍にもなります。

ただやり始めると思いますが、瞬間英作文と言うよりは「英文暗記」になります。これはリーディング対策の教材なので、リスニング教材と比べると英文の難易度がかなり上がっています。

一見瞬間英作文には向かないのでは無いのかと思いますが、英文暗記を行えば良いのだと思います。英文暗記と言っても、ここまで瞬間英作文のトレーニングは積んできたので、めちゃくちゃ負荷になることはありません。

むしろTOEICでの頻出ワードがふんだんに盛り込まれているので、覚える価値はあると思います。

 

やりこみ度★★★★☆

使いやすさ★★★★☆

トレーニング期間 10日(8周)

上の文法特急とほぼ同じですが、こちらの方が英文が若干易しいです。僕は文法特急からやりましたが、こちらから先に行った方が良さそうです。

この二つを瞬間英作文(というか英文暗記)をしたあたりから、今まで意識的に読まなければいけない部分が無意識化されてきたと思います。感覚として、「リスニングの場面がより鮮明に見えてきた」「リスニングでの主張が分かりやすくなった」「リーディングの読む速さが増した」などです。

このあたりで模試を行ったところ、キッチリ解いても全問が時間内に解き終われるようになってきました。点数としてはだいたい780くらいです。

 

 やりこみ度★★★★☆

使いやすさ★★★★☆

トレーニング期間 10日(9周)

上の二つに比べると英文の長さがハンパないです。いきなりこれをやるのはやめましょう。このあたりまでやると、Part5とPart6はほぼ間違えなくなってきます。

 

現在も瞬間英作継続中なので、完了次第アップしていこうと思います!

 

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