Yukihy Life

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今週見た映画と感想〔2月第2週〕

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今まで映画の記事は結構書き勝手なことが言えて凄く楽しいのですが、今回から普通見ている映画の記録をしていこうかなと思います。週一で更新してくので良かったら見ていって下さい!ある程度ストックが溜まったら、またまとめ記事にしていこうかなと思います。

ブログでは一週間の見た映画を羅列していこうと思っていますが、Twitterでは映画を見た瞬間にフレッシュな感想が見れます!ということで皆さんどうぞフォローよろしくね‼

Huluで見たのは☆をつけてあります。

 

そして父になる

そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)

そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)

 

監督:是枝裕和

主演:福山雅治

出産時の子どもの取り違えによる、家族の葛藤を描いた映画。野々宮良多(福山雅治)みどり(尾野真千子)夫妻と高木雄大(リリー・フランキー)ゆかり(真木よう子)夫妻の子どもが入れ替わってしまう。エリートの福山雅治側は、子どもを「できる子」に育て上げようとしているが、裕福ではないリリー・フランキーは、子どもとの時間を最優先に「繋がり」を育てようとしている。

子どもの取り違えを題材にした映画はよくあるが(特に韓国ドラマ)、だいたいは貧乏側が裕福になって幸せ…という、金の裕福さと心の裕福さで対比するような構成になっているようなことが多い。しかしこの映画は明らかに貧しい側のリリー・フランキーが楽しんでおり、福山雅治側の葛藤が描かれるという構成。お互いの家庭環境は違えど、子どもの交換によって、福山雅治の心の穴が埋められていく様子が非常に感動できる。どの俳優も実力派で演技がうまく、感情移入でき涙できる。昭和時代などでは子どもの取り違えなど結構起こっていたらしいが、それを現代社会風にリメイクしたような感じか。邦画の繊細を感じれる作品。

 

いまを生きる

いまを生きる [DVD]

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監督:ピーター・ウィーアー

主演:ロビン・ウィリアムズ

時代は1959年アメリカ。エリート学院のウェルトン・アカデミーは、全寮制で教師も生徒も超厳格。教師の指示に従わない生徒は学校を追放され、エリートの道を外されてしまう。そんな学校に新たに就任した英語教師のジョン・キーティング先生(ロビン・ウィリアムズ)。先生は縛られている学生に対し、授業でいきなり「教科書なんて破り捨てろ」と言い破らせ、「ポエム」を作るように促す。先生は英語の授業のはずだが、授業内では「生き方」について生徒に説いていく。次第に生徒たちも自分たちの生き方を考えるようになり…。

青春映画だが結構異色。僕も昔ポエムとか考えたことがあるけど、とてもじゃないけど破り捨てた。そのポエムの力によって生徒たちの心がほぐされていき、最後は強力な力になっていく。置かれている立場が自分とあまりにも違うので、自分と重ねてしまうという思いはなかったが、大学生には良い刺激になる映画だと思う。「見方を変えろ!」の部分が好き。

 

クロエ☆

クロエ [Blu-ray]

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監督:アトム・エゴヤン

主演:ジュリアン・ムーア

夫デヴィット(リーアム・二―ソン)が浮気をする。妻のキャサリン(ジュリアン・ムーア)は夫の真意を確かめるため、クロエ(アマンダ・サイフリッド)に夫を誘惑するように依頼する。するとクロエの誘惑にまんまとのってしまう夫は、クロエとデートしたり、ホテルに行ってやってしまう。それを聞いた妻キャサリンは悲しみ嘆き、愛の欲しさを埋めるようにクロエと寝る。しかしそれは全てクロエの策略だったのだ。

純粋に「女って怖い」と思ってしまう作品。クロエの美しさと、妻の想像場面がなまなましくうつり、見ていて嫌になる。感情の高ぶりを表現するジュリアン・ムーアが良いし、めったに見れないレズシーンもあるよ。最後まで見ても、クロエの感情は僕には分からなかった。ぞっとする。

 

愛とセックスとセレブティ☆

愛とセックスとセレブリティ [DVD]

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監督:デヴィット・マッケンジー

主演:アシュトン・カッチャー

タイトルにつられて見てしまった。そしてタイトルを裏切らない映画だったと思う。前半AVで、後半は強引に恋愛映画にシフトしているような感じ。アシュトン・カッチャーみたいなbodyになりたい!

 

ヒトラー 最後の12日間☆

ヒトラー ~最期の12日間~ Blu-ray

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監督:オリヴァ―・ヒルシュビーゲル

主演:ブルーノ・ガンツ

ナチス映画の中でも貴重な、ヒトラー目線。それもヒトラーの最後の12日にフラッシュを当てた映画。なので映画の冒頭からすでに敗戦色が濃厚な色合いが出ており、ヒトラーがグイグイ引っ張っていくような描写はない。世界史は全然詳しくないので、どこまで歴史的に忠実にかかれているのかは分からないが、ヒトラーの精神的不安定な状態、裏切る幹部たち、ヒトラーの世間的違和感を持ち始める兵士たち、そして最後の最後までヒトラーに忠誠心を捧げた人たち、それぞれの感情が乱立するように物語が進んでいく。戦争という生々しさを、比較的リアルに描いている映画でもあり、病棟などの場面は中々にグロイ。グロ注意ですので気を付けて。ただやっぱり、見る価値はあった。

 

アンネの追憶☆

アンネの追憶 [DVD]

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監督:アルベルト・ネグリン

主演:ロザベル・ラウレンティ・セラーズ

どうせなのでこっちの目線からも見ようと思った。ユダヤ人のアンネ・フランクが書いたアンネの日記 は非常に有名で、どのような様子でアンネが生活をしてきたのかが良く分かる映画になっている。

苦しい狭い部屋でひっそりと逃げまとう様子、地獄のような収容所の様子、働けない者は殺される様子、それを見守る者の様子など、本当に心が痛む。いきなり子どもたちが殺される場面は、直視できない。悲惨な仕打ちを行うドイツ兵の中で、ひっそりと暮らしているアンネ。なぜ私が生き延びてしまったんだろうと嘆く父。死ぬ者も生きる者にも過酷で、最後の父の場面で泣いた。

 

戦場のピアニスト

戦場のピアニスト [DVD]

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監督:ロマン・ポランスキー

主演:エイドリアン・ブロディ

ナチ系連続3つ目です。しっきーさんの記事で2位に入っているのを見てから、ずっと気になっていた作品。

この映画もノンフィクションのが元になっているよう。ユダヤ人であるピアニストのシュピルマン(エイドリアン・ブロディ)が、幾度となく訪れる危機を乗り越えていく話。見てもらえれば分かるが、主人公が死ぬべき場面はたくさんあった。また「アンネの追憶」を見た後ならば、汽車に乗る場面で「もし主人公が乗っていたらどうなったのか」がイメージでき、生々しい(もし汽車に乗っていたら「アンネ」のようになる。しかしこの話では乗ることをギリギリで免れる)。そしてこの話では生き抜くことの辛さに焦点が当てられている。まわりの仲間はどんどん死んでいくのだ。主人公の最初の凛とした顔立ちからは想像もつかぬような顔に変わっていく。上に貼ったDVDの表紙にある場面になるときには、見ていて心が空っぽになったように感じた。ナチ系3つの中では一番グロいシーンがなく、重みは前者の方があるが、話は一番面白い。

 

もしも昨日が選べたら

もしも昨日が選べたら [DVD]

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監督:フランク・コラチ

主演:アダム・サンドラ―

主人公(アダム・サンドラ―)は非常にコミカルな男。妻や子供たちを冗談で楽しませたりしているが、全てにおいて家族よりも仕事を優先させる、出世欲のある男だ。ある日リモコンを買いにホームセンターに行くと、その裏側にいる怪しい男から、便利なリモコンを貰う。それは無料でくれるのに「返品不可」という奇妙なものであった。実はそのリモコン、「時間」を自由に操作できるリモコンなのだ。そのリモコンを使えば過去にも行けるし、面倒な妻の説教は「早送り」できる。「出世するまで時間を飛ばして」と頼めば、気がつくと出世しているという超便利なもの。しかしそのリモコンには欠点(利点)があった。それは自動的に操作者の意図をくみ取ってくれるというものだ。例えば、妻の説教を「早送り」することを続けていけば、次から勝手に妻の説教を早送りしてくれる。

主人公は気づかないが、主人公がリモコンを使う場面には一貫性があった。それは「仕事」を何より優先させるというものだった。そしてそれ以外の家族のふれあいなどは、今後の人生、全てリモコンの自動操縦によりスキップされてしまう…。

基本コメディで設定は現実じみていないが、家族の時間をおろそかにした主人公の後悔が深く突き刺さる。最近、仕事を優先させてばかりの人は見た方が良いと思う。

 

今週の一番!

もしも昨日が選べたら
もしも昨日が選べたら [DVD]

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今週一番よかったのは「もしも昨日が選べたら」です。奇抜な発想と構成で、家族との時間の大切さを伝えてくれる。僕は将来、仕事に没頭したいと思っているので、良い教訓になったと思う。今週は良い映画をたくさん見れた。正直「そして父になる」「アンネの追憶」「戦場のピアニスト」で迷ったが、その中でも異色感を放つこれを選んでみた。

 

こんな感じで(僕のメンタルが負けなければ)毎週やっていこうかなあと思っています。感想書くのって、難しいです。でも鍛えられる!

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