最近やっと就職活動が終わったゆきひーです。
就職活動は人それぞれで、やり方に正解はないですが、自分がやってみての経過を、僭越ながら後輩へのアドバイスも込めて書いていきたいと思います。
前提・Tips
就活はキツい
就職活動の心構えとして、ぶっちゃけると、就活はかなり大変ということ。
新しい人とガンガン合わなければいけないだけでも大変なのに、他の人と比べて自分だけ内定が出なかったり、親や親戚からプレッシャーをもらう人もいたりと精神的にかなりキツいです。
企業も学生も優劣はないから受けまくる
就活は大学受験と同じようなイメージを湧いてしまいます。しかし大学受験との最大の違いは、就活はマッチングだということ。
つまり企業によってほしい人材はマチマチで、大学受験のように点数で上からとってくということはしないということです。
学生からすると、ネットの就職難易度・企業偏差値は、まるで大学の偏差値のようにうつります。業界2位の企業に落ちたら、業界1位には受かりっこないと思ってしまいます。
しかし就活はマッチングなので、大切なのは相性とタイミングです。
- 「今は成長期だから、がっつりアクティブな行動型人材がほしい!」
- 「ニッチな分野を開拓できる斬新なアイディアを持てる人材がほしい!」
- 「現状を維持したいから、データ分析ができ改善が得意な人がほしい!」
などなど、そのタイミングによって、単に優秀の一言では表せられない、いろんな人が求められます。
ましてや採用理由にも「今は全然ダメそうだけど将来性に期待する枠」だったり、「高学歴はあえてとらない枠」など、いろいろな理由が存在します。
なのでどういったことで自分が求められるかは全く分からないので、「気になる!」と思う企業はガシガシ受けてみることをオススメします。
正規ルートが一番いばらの道
会社説明会に行って、エントリーシートを書いて、グループディスカッションをして、数回面接をして・・・。
これを複数の会社で行っていくので本当に訳分からなくなるのですが、いわゆるこういった正規ルートは、内定の中でも一番難易度が高いです。
学生からすれば「コネ」をつくり、そういったイレギュラーなルートから行った方が企業から受かりやすいです。
「コネ」というと印象悪く見られますが、別にそんなにしつこくアピールしたりする訳ではありません。単純に人事の方といる時間を増やして、自分の雰囲気を知ってもらうだけです。
僕が実際に使ったコネとしては、
- 親の友人経由であわせてもらう
- ブログ経由であわせてもらう
- インターン経由であわせてもらう
- Twitter・Facebookを通してあわせてもらう
です。時間を割いていただいて申し訳ないと思いますが、人事の方も学生と会いたがっています。使えるコネは積極的に利用していきましょう。
早い方が受かりやすい
就職活動が面倒だと思って後回しにしていると、本当に後悔します。
人事の方も戦略を持って採用していますが、目標人数を取れないというのはリスクな訳です。
なので学生は同じ能力であれば、早い段階で受けた人が受かります。
学生からすると「もう少し面接の練習をしてから」「ちゃんと勉強してからWebテスト受けたい」などいろいろ事情はあると思います。めちゃくちゃ気持ちは分かりますが、多少パフォーマンスが落ちても、一番乗りで受けるぐらいでいった方が良いと思います。
Webで説明会が複数の日程で組まれることが多いですが、人気企業になると後ろの2つや3つはもはや形だけのケースも‥。
人事側としても、最後の募集ではどうしても欲しい人材だけ、といった戦略をとるのが普通なのではないかと思います。
就活への気合の入れかた
僕は「留年したし就活は人一倍やらなきゃなー」という思いはありましたが、正直そこまでのやる気をいきなり持てた訳ではありません。ただ自分の中できっかけになったのは、「銀のアンカー」を読んでからです。
大学受験のときもドラゴン桜を読んで「よっしゃ、俺も東大いくぜ!」と思って気合をいれた単純野郎なのですが(行けてないですが)、その就活バージョンである銀のアンカーにも気合の面でものすごくお世話になりました。
これを読んだのがだいたい2015年12月ぐらいだったと思います(僕は2017卒で受けてます)。
この漫画はかかれてから時間もたっているため、中の就活データや、必勝法的な部分ではやや古い部分があります。そういった部分は注意してみなければいけませんが、それぞれのキャラを見ていると就活をキチンとやるとはこういったことなんだなあと刺激されるはずです。
- 意外と学生はOB訪問をしない
- どういった方法でも良いからコネをつくる
- 迷ったときの企業選び
などなどもちろん有益なことも書かれています。
(注:この漫画は古くからの大企業志望の目線で書かれていることが多いので、ベンチャー一本の方にはあまり有益ではないかもしれません)
スケジュール
ここからは僕が行ってきたことを、おおまかなスケジュールと一緒に紹介していきたいと思います。
ちなみに僕は2017卒で、正式にはエントリーは3月から、面接などは6月からとのことでした。
企業決め(2015年12月〜2016年4月)
企業の決め方ですが、こればっかりはもう、自分でいろいろと探るしかありません。
決めていくのは業界&職種です。業界は、
などを利用して自分の興味ある分野・将来性・得手不得手などから数個ピックアップ。
(ほとんどの人が)この時点ではまだブレブレだと思いますが、就活をする中でどうせ変わっていくと思って3つくらいの業界を仮で選んでおくイメージで良いと思います。
また、効率良く情報を得る方法としてはネット上の情報も欠かせないと思っています。
「ネット上の情報を信じるの?」と思うかもしれませんが、正直、社会に出たことのない大学生がネットを介さずに業界の情報を得ていくのは非効率的だと思います。
要はネット上の情報を鵜呑みにしなければ良いわけで、2chなどの掲示板もみながらその業界の世間からの見方を眺めます。
それらの内容は言わば「業界の外から見た、ざっくりとした印象」なので、それらの情報をもとにOB訪問などで「この業界って◯◯と言われてますが実際はどうなんですか?」のような形で修正していくイメージです。
有料でも良いのなら、月1000円で会社の評判が見れる「Vorkers」がオススメです。僕もかなりお世話になりました。(このサイトの詳しい説明は下にまとめて紹介します)
OB訪問(2016年1月〜4月)
上の情報を得たら、実際にOB訪問をしていきます。
先ほどもちらっと書きましたが、OB訪問をする学生は実は少ないです。人材系の人曰く、業界3位以降になると「OB訪問の依頼を受ける」ということ自体稀らしく、その依頼があるだけでグンと印象が良くなるらしい。
OB訪問は
- 自分を知ってもらう
- 業界の知識を得る
- 志望動機のネタが見つかる
- 相性が合いそうな企業を紹介してもらう
- 普通に就活相談
などなどメリット尽くしです。人事のつながりが強い企業では、内定の6割ほどが人事と直接つながりがある人だったり、直接話すことでしか知りえなかった情報も多数です。
「OBがいない!」といった声が聞こえてきそうですが、僕もOB訪問した相手の9割は実際のOBではありません笑(僕の通っている大学はそもそも民間企業に就職する人がほとんどいないため)。
Facebookや電話などで「OBが見つからないから」といった理由でOB以外の方にも丁寧にメッセージを送り、会わせていただいたのがほとんどです。
ちなみにこれも人材系の方から言われましたが、僕は当たり前だと思っていたFacebookでメッセージを送るということ、実際はこんなことする人ほとんどいないみたいです。もちろん断られたこともありましたが、丁寧にお願いすれば悪い印象は与えないと思います。
OB訪問で良く聞いていたなあということは、
- 会社内の人数構成(→らくからちゃさんに教えてもらいましたが、人数構成はそのまま企業での力の入れ具合として見れる)
- 競合と比べての良い点・悪い点(→その会社だけでなく、競合の会社の印象も調べることができる)
- 企業の悪い面・改善するべき点(→単純に気になるし「特にないと思います」はかなり不安になる)
会社説明会(2016年3月〜)
3月になると、一斉に会社説明会がはじまります。リクナビやマイナビなどの合同説明会は行きませんでした。幕張とか遠すぎ・・・。
こういった合同説明会は、まだ業界が絞れていない人が興味を持つのには良いと思いますが、そうでない方は特に行く必要は無いでしょう(と、行ってない自分が言っても説得力0なので、ここはお任せします)。
それぞれの会社での説明会も、ほとんどがネットの情報に載っていることです。
ただこちらは会社に実際に入ることができるので、いろんな企業のを見に行きました。
(会社説明会に行く→自分はやっぱりここの企業に行きたい!!は、後悔する典型パターンなので一度冷静になりましょう)
エントリーシート(2016年2月〜)
受けた業界がWeb系だったので、かなり早くからエントリー・面接がはじまりました。
エントリーシートや面接では、自己分析と志望動機が特に大切と言われています。今思い返しても、確かにそうだったなと感じます。
自己分析&志望動機
自己分析と志望動機を聞いてくる理由は、
- 自己分析 → その人と企業の相性を見たい
- 志望動機 → その人がどういったことを企業に期待しているのか、意欲を知りたい
です。出会い系マッチングアプリにも、「その人の性格」と「どういうお付き合いをしたい」という欄が必ずあると思いますが、全く同じです。
人事はあなたと複数回の面接をするだけで、これらを見つけなければいけません。初対面の異性から「性格」と「どういう人が好きなのか」を聞き出すのは、とてつもなく難しいです。「私は優しい人が好きです」なんて言われても、付き合ってから「あなたってつまらないね」と言われるのがオチです。実際どう思っているかは分かりません。
なので面接を受ける側としては、「私の性格はこうです」という結論とともに、説得力を増すためにこれらを裏付けるエピソードが必要になります。
そのエピソードが結論との再現性を示せていれば、面接官にもよく伝わりやすいです。
こういったエピソードを見つけるために、自己分析をします。
よくある勘違い
「学生の凄いは、社会人からすると凄くない」
これは、面接をしていく中である人事の方から言われたことでハッとさせられたことです。(嫌味に聞こえますが、その方とは仲良くなり飲み会の席で言われたので、純粋なアドバイスとしていただきました)
自己分析や志望動機を練っていくと、どうしても自分をよく見せようとして、「何か凄そうなこと」をツラツラと並べてしまう傾向にあります(副部長が増えるのはこの為)。それは僕も全く同じでした。
しかし学生が思っている大半の「凄い」と思っていることは、社会人からすると別に凄くもなんとも無いことが殆どです。
- 「イベントを開き、◯◯人をを集めてまとめ上げました」
- 「インターンの営業で◯◯万円の売り上げをつくりました」
こういったエピソードは、確かに学生がやったと考えると凄いことだと思います。しかしそれはあくまで頭に「学生なのに」とつけるから凄い訳であって、社会人としてやっているのであれば巷に溢れかえって埋もれます。
- 「既に企業していて◯千万・◯億の売り上げがあります」
とかまでいくと別格ですが、人事の方曰く、「人事側としては性格の再現性を見たいのに、成果自慢をされても困る」とのことです。
こういったエピソードは先ほども書いたように、「自分の性格はこうです」「自分が御社を志望する利用はこうです」というものの再現性を見る為の裏付けになっていなければいけません。
「自分はインターンで営業をしていました。その過程で売り込み方の試行錯誤を繰り返し、最終的に◯◯万円の売り上げをつくることができました。だから自分は出来ないことでも自分で試行錯誤して乗り越える力に自信があります。」とかだったら大丈夫です。むしろエピソードの強さもあってかなり説得力があります。
大学生から見ると、凄いエピソードを持っている人はとてつもなく凄い奴に見えます。「自分何もしてこなかったな」と後悔します。しかし、企業が見ているのは成果ではなく再現性です。「自分はこういう人間だ」というエピソードは何も成果は伴っていなくても伝わるはずです。
自己分析をする際は、ぜひそういった簡単からしてみてください。
面接(2016年2月〜6月)
上までの準備ができていれば、面接は全く怖くありません。
姿勢や口調には気をつけなければいけませんが、間違った言葉使いをしてもすぐに訂正すれば問題ないですし、そこまで神経を使うことではないと思います。
ただ自分が感じた失敗というか面接のコツとして、以下のことには注意した方が良いかもしれません。
短いキャッチボールを繰り返す
これは僕が指摘されたことです。
人事:「学生時代何してたの?」
と面接中に言われることが多いと思いますが、自分のことを優秀に見せたくて、自分が学生時代にやった功績を片っ端から早口でだ〜〜〜〜っと喋ってしまうんです。
私:「学生時代は!お金が欲しくてブログを書いていまして!最初はなかなか人が集まらなかったんですけど!本やWebサイトで学ぶことにより!・・・」
しかし聞いてる側になれば分かりますが、こういった喋り方をされると全く頭に残りません。
聞かれたことはあくまで「学生時代何してたの?」であるわけですから、答えるのは、「ブログ書いてました。」とか、そのぐらいで良いわけです。
そうすると人事の方は
人事:「へえ、なんでブログ書いてたの?」
って続けてくれますから、そうしたら
私:「お金が欲しかったからです」
って答えれば良いのです。
就職氷河期のときに内定をとりまくった先輩(ベシャリがホスト級)は、「人事と自分が9:1で話してれば内定だよ」というアドバイスをくれました。確かに人事の方が多く質問をしているのは、自分(もしくは自分がやってきたこと)に興味を持っているからです。
ただ実際やってみて、9:1は正直無理です笑。
人事:「学生時代何してたのですか?」
学生:「甲子園で優勝しました」
もうこのレベルになれば、9:1は可能でしょう。僕は実績も話術もないので良くて5:5、だいたい3:7ぐらいになってました。しかしこのアドバイスを聞いて喋りすぎないようにしようと思ってから、割と面接がうまくいくようになった気がします。おすすめ。
逆質問を必ず用意
面接の最後に、「何か逆に聞きたいことは?」といったところがあります。
個人的にこの質問への返答は、かなり影響しているのではないかなと思います。
面接を受ける前に必ず逆質問を用意しておいた方が良いです。
面接が終わったら次の質問を書き出す
詳しくは次の「就活メモ」で書きますが、面接が終わったら必ず面接内で気づいた質問を書き出すことをオススメします。
そうすると、通過した場合次の面接で、
人事:「逆に聞いてみたいことはありますか?」
私:「前回◯◯さんにこのように聞いたのですが、もう少し詳しくお聞きしたくて・・・」
と、逆質問がスムーズにできます。人事側としても印象が良いでしょう。
内々定(2016年3月〜6月)
業界が業界ということもあり、内々定をいただいたのはもの凄く早かったです。本来は6月からのはずですが、余裕で前倒していました。
就活メモの書き方
就活では、メモをとることを強くオススメします。僕は外でメモするときは手帳に書いて、その後にEvernoteにまとめていました。
もともとは以前から続けている0秒思考の一環として行っていたのですが、あまりに便利すぎて。
以下は実際に書いて行ったことです。
- OB訪問の質問例・質問後の内容整理
- エントリーシートの下書き
- 面接前の質問例・面接後の内容整理
- 面接後の企業へ疑問をもったこと
- 面接で落ちた場合、なぜ落ちたのかの反省
これらを企業ごと、Evernoteの一枚のノートにどんどん追記していきます。そうするとその企業ごとのログが追える訳です。
なぜこんなことをするかというと、就活は複数の企業を同時並行で進めていくので忘れないため(矛盾しないため)です。
どの企業にどんなエントリーシートの内容を書いたかなんて逐一覚えていません。しかし人事側はエントリーシートを見たりしながら情報共有をする訳です。
「覚えてなくても、一貫した考えを持っていれば面接で矛盾はしないよ」と思うかもしれませんが、同じ企業を受けていても、時期を経ることで見え方が変わり、違う面から志望動機が湧いてくることはよくあります。
なので自分が「この企業ではこんなことを言ってきた」といったログは、面接が後半になればなるほど活きてきます。
就活で実際に利用したサービス
はてなブックマーク
企業の情報を調べるのに、Google検索とはまた違った検索結果が出てきます。
はてなブックマークで拡散されているものは同時にTwitterでも拡散されていることが多いため、話題になったもの、バズったものといったことで調べることができる。
Evernote
上にもずっと書いてきたメモの貯蓄・気になったWeb上の記事をクリップしたりと、これがなかったらかなり効率が悪かったと個人的に思う。
プレミアムプランで入っているので、例えばある企業についてのレポートを書いていると、下に「コンテキスト」として関連したWebクリップのノートや、日経電子版の記事が自動で出てきます。
Facebookは就活で本当に使えます。実際に人事の方とお会いすると、最終的にFacebookで繋がってメッセージでやりとりすることも多くあります。なのでアカウントは作っておく方が良いです。
実際、人事の方はエントリーした人の名前でFacebook検索をかける人もいるので、アカウントの中は見られてると思った方が良いです。
また、企業によっては、Facebookでイベントを告知していることも多くあります。前年度内定者の話が聞けるイベントも、Facebookではよく開かれています。
本当に意識の高い人たちは昔からアカウントを温める作業をしてたりするんだと思いますが、僕のは結構アヘ顔でうつってたりしたので一部非表示にしました。
NewsPicks
ニュースに対して識者のコメントを読むことができるサービス。大学生の目線からだと学ぶことしかない。
とりあえずチェックは必須だと思います。
みん就
みんな大好きみん就。企業ごと掲示板があって、生で選考情報などを見れる場合もあります。
ただの掲示板なので情報の質は低いですが、無料だしとりあえず登録して定期的にチェックしておくと良いかも。
Vorkers
1ヶ月1000円で口コミが見ることができます。転職口コミサービスの中でも比較的信頼できると話題で、その企業の印象などを知ることができるので、ここを読んで企業の固定観念を入れて、実際にOB訪問や逆質問で積極的に聞いてみると役立ちます。
というのも、ここで書かれた口コミは古いものもあるので、企業が改善したり、方針を変えた部分があります。
特に役立った項目は
- 入社理由と入社後のギャップ → ある程度見ていると、入社理由が同じような括りの人が多いと気づくので、そういった人が集まっているんだなあと分かる。
- 退職検討理由 → 会社に対しての不満な点が分かる。個人的に一番見ていたところ。
- 企業分析 → 他社と比較してこういった特徴があるなど、中にいる人の視点なので新しい発見があることが多い。
です。もちろんネット上の情報なので、ある程度情報操作などはされてるんだろうなあといった心構えで見てください。
逆求人フェスティバル
イベント参加しました。最近注目されている逆求人です。
逆求人とは学生側がブースを出し、そこに興味を持った企業が回るといったものです。
メリットとしては
- 自分からは知ることがないような企業と出会える
- 1日で大量の人と名刺交換をするので、そのつながりでまた枠を広げることができる
- 1日に何度も同じプレゼンテーションをするので、言ってるうちに自分の強みとか弱みとかを自分の中に植え付けることができる
といったところだと思います。
もちろんここがきっかけで選考に進んだ企業もありますし、自分と合わないなと判断されると、面談の途中から普通の就職相談に変わることもあります笑。「あっ、君そのプレゼンだったらうちには合わないわ、逆にこういった企業がそういう人求めてたよ〜」とかも全然あります。
逆求人にくる企業さんは、取りたい人材が明確でピンポイントなことが多いので、こういったことが起きやすいのだと思います。
ニクリーチ
大学生がエントリーシートを登録しておくと、興味をもった企業さんからメールが来て、「一度一緒にお肉食べませんか?」とお誘いをいただけるビズリーチのサービス。
面接や会社説明会のような堅苦しいものでなく、食事をしながらなのでフランクにお話を聞くことができます。学生側がお金を払うことはありません。肉屋さん以外も普通にあります笑。
自分が知りえなかった企業さんとつながることができるので、登録しておくと良いかもしれません。
キミスカ
こちらも学生がエントリーシートを登録しておくと、興味をもった企業さんからメールをいただけるサービスです。
今後はより、学生自身が発信し、企業側から声をかけるというスタイルが増えてくると思います。
こちらも自分が知りえなかった企業さんとつながる可能性があるので、登録しておくと良いかもしれません。
最後に
以上がかなり長くなりましたが、就職活動をダイジェストでだーっと書いていきました。
書いてみて個人的に思うのは、やっぱり就活大変だったなあということ。
僕は留年していて授業一個だけ、卒業研究も済んでいるのでかなり楽でしたが、これを大学の研究と並行していくとなるとかなりキツイです。6月とか思いっきり教育実習とかぶってますし、教員免許取得が卒業要件になっている僕の学部ではそれが原因で受けなかった人も多数います。
なので、就活の時期を早めたり遅めたりするのではなく、大学4年間行ききってから1年まるまる就活に当てたりとするのが普通になると良いなと思います。今ではそれは「就職浪人」という言葉になってしまうのもあまり良い気がしません。
僕が受けた業界が若い業界だからだったかもしれませんが、留年で就活が不利になることは一切ありませんでした。ちょっと前に就活のせいで自殺するかものような内容がありましたが、1年くらい遅れても問題ないと個人的には思います。というか遅れても問題ないような環境になれば良いのにって思います。
それぞれ深く書けそうなところは、また別記事にして書いていきたいと思います。