Yukihy Life

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【体験済み】大学生に対しての宗教の勧誘とその手口~新入生の人生を無駄にしないために~

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季節的に大学受験が終わってホットしている受験生が多いのではないかと思います。カフェやファミレスなんかにも、大学受験での思いでを喋っている方を見て、「本当にお疲れ様です」と思っています。と同時に「懐かしいなあ」という思いがあります。
さて、大学に進学する人にとって胸躍らせている季節だと思いますが、大学に入る際にたくさんの注意点があるわけで、毎年のように起こるアル中とかもそうなのですが、その人、一個人の人生を覆してしまうものに、「宗教への勧誘」があります。
 

宗教への勧誘とは?

宗教というと、オウム真理教など日本ではわりと危険なものとして根付いています。実際、こういった危険な宗教は全体のほんの一部で、僕の友人に2人、実際に宗教に就職しているのですが(創価とか幸福の科学とか、でかいものではないです)、まあ非常に宗教らしいというか、ほっそりと活動をしています。僕はそこの思想は謎としか思えないですが、それが必要な人がいる限り、そして人に迷惑をかけない限り、良いと思っています。
ただ一部に危険な宗教がいる限り、警戒はしなければいけないわけで、特に危険な宗教がターゲットにするのが「新入大学生」であることは覚えておくと良いです。
 

なぜ新入大学生が狙われるのか

新入大学生が狙われるケースは非常に多いです。そしてなぜ新入大学生が狙われるのか理由はいくつかあって
 
まだあまり「危険な宗教」という認識をしていない
これは誰でもそうなのですが、一人暮らしを始めて行う新入生は、まだ社会的な価値観というものが薄い部分があります。僕もそうですが、断るのってすごく勇気がいります。あいまいな返事をしているうちに…ってケースはよくありますよね。
 
新入生歓迎会でドンチャンやるのが当たり前
ほとんどの大学が、入学して1か月ぐらいは新入生歓迎会、通称新歓を行います。オープンキャンパスに行ったことがある人は、大量にサークルのビラを渡されたことがあるのではないかと思いますが、新歓の比ではありません。「勧誘の手法」は下でまとめますが、そのビラの中に宗教系が混じっていても、分からないですよね?
この時期というのは、悪質宗教の人たちが大学内で右も左も分からぬ新入生にビラを渡せるという、超好条件がそろっています。
 
大学は正確な人数は分からない
高校まででしたら、クラスの名簿が配られますが、大学ではそんなことはありません。また一つの学部に数百人とかいるところもあったりします。教授たちも生徒を把握している訳ではないので、新入生になりすましすということが簡単にできます。
入学して友達をつくろうと思っていて、始めてできた友達。その友達が、1か月後ぐらいに「面白いパーティーがあるんだけどさ」
こういってその友人との関係を崩したくないと思っていてついていくと、そこはさぞ素晴らしい世界でした。みたいな。
 
大学側の声は届かない
高校までは、お知らせがあると黒板に書かれていたり、ホームルームで先生が教えてくれたりっといった形で、何もしなくても情報が入ってきます。しかし大学では基本的にホームページを確認したりしないと、情報はまわってきません。けっこう大学側は注意喚起をしています。ただそれがなかなか届いていないというのが現状ではないでしょうか。
 
 

悪質宗教の手法

悪質宗教の手法で、僕が知っている限りのパターンを話したいと思います。
 
自宅訪問
まあ、これが一番ライトな手法だと思います。そしてもしかしたら悪質ではないのかもしれません。いや悪質か。
ある日突然、チャイムが鳴って、男と女の二人組で宗教の勧誘が始まります。だいたい男が話してきて、女は笑顔です。「突然ですが、聖書ってお持ちですか?」「最近、悩みなどはございますか?」こんな感じできて、「はい」でも「いいえ」でも話が長くなります(体験済み)。早めに切りあげたいのであれば、「すみません。今忙しくて」で済みます*1
このパターンでくる人は、誠意はあるように見えますが非常に強引。ときどき聖書を配っているときがあるので、僕は聖書をもらいました(ただし話は長くなる)。
 
新歓の時期にビラを配る
その名の通り、新歓の時期にビラを配っていたりします。ただそれは当然「~教」みたいに分かりやすいビラを配っているわけではありません。
危険なのは「思想系サークル」と「音楽系サークル」「ダンス系サークル」です。「スポーツ系サークル」もよくあるそうですが、そう言ってたら全部になっちゃいますね…。最近は「ボランティア系」もあるみたいですよ。
これらになりすまして、普通に大学内でお花見とかしてます。思想系サークルはなんとなく分かりますが、音楽系サークルやダンス系サークルは、人気の分野であり、非常に悪質です。「学校外の施設を借りている」などと言って、宗教施設に連れていき、流れる音楽は「神にねがいを~」みたいなのが流れてたりします。
当然ですが、それらは大学側としては公認のサークルではないのです。しかし新入生にとって、それらを見分けるすべはありません。
 
新入生になりすます
上にも話しましたが、新入生の中に紛れ込んで、しばらく宗教に関しては触れずに良い人を演じている人もいます*2。大学では授業に1人増えようと50人増えようと分かったものじゃありません。
そしてゴールデンウィーク前にバイオリンなどのコンサートなどに急に誘ってきます。実際に行くと確かにバイオリンのコンサートですが、相変わらず「神の御許に~」みたいな感じです。ちなみに一回いくと大変なことになります(体験済み)。
 
無料セミナーのはり紙
これは特に新入生だけではないのですが、久しぶりに大学のお知らせ掲示板を見ると、「学生限定!あなたのコミュ力を急増させる無料セミナー!」などというはり紙があったりします。ほかにも「就活関係」や、「公務員試験対策講座」、「ボランティア活動」などなど。
何も考えずにメールを送ったり、電話をしたりすると、大変に面倒なことになります。
 

最後に

この記事を書いたのは、実際僕も被害に会ったことがあるからです。というか下書きの段階で体験談を書いていたのですが、詳細に書きすぎて2万字を超え、なんかバレるんじゃないかと怖くなってきたのでやめました笑。
手法で言うと、友人だと思っていたら、実際は宗教の勧誘のために派遣された人だったというものです。その人の誘いでチェロのコンサートに行ったら、気が付いたら天国にいました。異変に気付きダッシュで逃げたのですが、当然のように追われました。そして後日、学務課で名前を名簿で確認してもらったときに、「そんな人いませんよ」と言われて愕然としました。
特に最近問題になっているのが、キリスト教系の韓国人*3だそうです。大学側は、これらを見つけることはほぼできません。もしくは見つけても、その活動が大きくないと何もやってくれません。これから入学する方は、ノリも大切ですが、偽りの人は全大学にいると思って、判断することをおすすめします。
[図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本

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*1:さすがに、進化論を否定されたときは、それを否定しましたが

*2:いや本当に良い人なのかもしれませんが

*3:嫌韓とかではなく、リアルに被害が増えてるそうです