Yukihy Life

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ロードバイク初心者におすすめのメーカーの選び方・買うものリスト・注意点など全て書いてみた

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ロードバイクに乗り始めて4年。途中、初号機を盗まれ、今では黒光りした愛車「里美」に毎日またがせていただいている訳ですが、非常に快適です。

使い方としてはレースでもトレーニングでもなく、一般使いとしてサイクリングを楽しんでいる形です。

 

今回はロードバイクを買う際に、僕が2回購入した経験をもとに、個人的に注意するべきかなあと思う点を挙げていきたいと思います。

 

ロードバイクとは?

ロードバイクとはすごくざっくりといえば、持つところが羊の角(ドロップハンドル)みたいになっているものです。(ロードバイク全てがドロップハンドルではない)

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 愛車:里美

よく比較されるクロスバイクは、ざっくり言えば持つところは水平になっているもの。また、ロードバイクとクロスバイクの間のようなシクロクロスバイク(ドロップハンドルだけれど、より丈夫)というものもあります。

 

性能をざっくりと言うと、まず出るスピードは

  1. ロードバイク
  2. クロスバイク
  3. ママチャリ

で、丈夫さは

  1. ママチャリ
  2. クロスバイク
  3. ロードバイク

となります。下にも書いていきますが、ロードバイクはとにかくタイヤが細くって、例えば砂利の道なんかは基本的に降りなければいけません(一瞬でパンクします)。

普及しているママチャリって、丈夫さで言ったら実はかなりの高性能なんですよね。なのでママチャリのような感覚で乗っていると一瞬で壊れてしまいます!

 

完全な僕のイメージですが、クロスバイクは都会の街中の人ゴミの中をスイスイと避けながら走るオシャレな人で、ロードバイクはちょっと外れの田舎をものすごい勢いで走っている渋めの人、って印象があります。

 

ロードバイク購入する際に気をつけること

では、ロードバイクを購入する際に気をつけた方が良いと思うことを書いていこうと思います。

前提ですがロードバイクは生身の体で、時速30kmぐらいでしたら簡単に出てしまうもの。つまり完全に命を預けると思った方が良いです。そういった考えで、慎重に買うことをお勧めします。

 

ダイエットのために買う→挫折パターン

このために買うという方が多いかなと思うので最初に言っておくと、ダイエットのためにロードバイクを買うというのは、よほど意思が強くないと続かないと思います。

ショップの店員さんに聞いてもみんな口を揃えて言いますし、特別な思いがない限り、他のダイエット方法を試した方が良いかと。

 

ガチロードか、パチロードか

ドロップハンドルが全てロードバイクかと言うと、そんなことはありません。

普通の自転車よりちょっと高性能なだけの、ただのドロップハンドルの自転車というのも結構あります。

 

こういった自転車に乗って実際に漕いでみると、とにかく重い。性能的にはクロスバイクよりも悪く、完全なる見た目に特化した乗り物です。

 

おしゃれバイクかガチバイクかは、こちらを見ると良いかも。

自転車を探す人に超便利!オシャレ自転車屋リンク集! | 株式会社LIG

ガチロードのブランドとしては、

などなど、他にもたくさんのブランドがあります。

 

個人的におすすめメーカー

あくまで個人的に、ですが、初心者にお勧めなのが「Giant」か「TREK」かなあと。なぜかと言うと、これらは性能面でかなり信頼でき、かつ安い種類のものがあるからです。

 

ロードバイクと言うと、値段的に20万、30万するのもざらです。しかし、僕のような学生が買うとなると、到底手が出ない値段であるわけです。

ですが例えばGiantだと、DEFYシリーズでは8万代(税抜き)のものもあります。(ロードバイクは最低でも10万円するというように言われますが、10万円切るのも探せばあります)

参考:2015 Giant Bicycle [DEFY 4]

 

実際はこれに保険・鍵・ライト・空気入れ・ヘルメットなども買うので10万ちょいくらいになるのですが、こんなに安いモデルはなかなかありません。それでおいてGiantというブランドが安いものに特化している訳でなく、プロの方も普通に使っています。

 

ちなみに上のリンクは最新モデルなのでこの値段ですが、昨年のモデルなんかを店頭でうまく見つけたりすると、さらに安いものも見つけられたりします(僕は最初、6万代で買いました)。

 

ただ下に書くように、ロードバイクはメンテナンスがかなり重要にもなりますので、購入後も数回、そのお店に行くことになります。自宅からショップへの近さでメーカーを選ぶというのも一つの手かもしれません。

 

ネットで買う?店頭で買う?

普通のママチャリやパチチャリならネットでも良いかもしれませんが、ロードは店頭一択です。理由はいろいろとありますが、100%店頭に足を運ぶようにしてください。

また、「あ◯ひ」などの大衆店ではなく、できるだけそのメーカーの店で買った方が良いです。

 

理由1 ロードバイクはサイズ感が命

ロードバイクは自分の体に合うのを選ぶというのが、最も大切になります。

ロードバイクは乗り出すと一日中乗っていたりする物。自分の体に適切なサイズを選ばないと、間違った体勢が身についてしまい、腰や膝に大きな負荷を与えてしまいます。

 

「とか言っても身長とかからSサイズとかにすればいいんでしょ!?」っと思うかもしれませんがこれもNGです。

 

ロードバイクは正しい体勢で乗ることができるように、身長以外にも、手の長さからハンドルの位置を前後させて調整したり、足の長さからサドルの高さを変えたり、ひざ下の長さからクランクの長さを調整したり、綿密な計算から最適なサイズとその調整を施します

これは素人には決してできるものではありません。

 

店員さんの前で実際に試乗してみて、またどのような意図で乗るのか(トレーニングか、レースに出るのか、純粋に趣味のためか)などをしっかりと伝え、あなただけの適切なサイズ感に仕上げてもらうことが大切です。

 

理由2 ロードバイクは定期的なメンテナンスが不可欠

普通の自転車では買ったら買ったっきりですが、ロードバイクは定期的にメンテナンスが必要になります。

例えばあなたがロードバイクを購入すると、しっかりした店ならば店員さんから「では、一ヶ月後ぐらいに一度メンテナンスしますので持ってきてください」っと言われます。ロードバイクに張られているワイヤーが、時間と共に緩んできたりするからです。

 

その後も何度となくメンテナンスをするため、店員さんと良好な関係を築くことが必要となります。

 

理由3 ロードバイク購入時に、最低限のメンテナンスを学ぶ必要がある

ロードバイク購入時に、最低限のメンテナンスを学べます。最低限のメンテナンスとは例えばこんな感じ

  • 空気のいれ方・いれる期間・どれくらいの空気圧を保つべきか
  • タイヤの外し方
  • チューブの交換の仕方
  • ロードバイクの管理方法

ロードバイクは空気は週一で入れないといけません。適切な空気圧も、タイヤによって変わります。

また、最初のうちはパンクすることなんて日常茶飯事です(僕の乗り方が悪かったのかも)。いちいちショップに持っていくのではなく、自分で出来るようにする必要があります。

 

理由4 メーカーのイベントが行われる

全てのメーカーではないですが、例えば「初心者向けツーリング」や「メンテナンス講座」などが行われる場合があります。

特にメンテナンス系は参加させてもらってます。けっこう店長さんの趣味で開かれてたりするんですよね。

 

こういった理由から、相当な理由がない限り、ネットで買うのはやめた方が良いです。部品とかならいいかもしれませんが。

 

購入しなければいけないものリスト

ロードバイク購入時に、合わせて購入しなければいけないものです。

1 空気入れ

SERFAS(サーファス) FP-200 フロアデュアルヘッド 160PSI ブルー 46714

SERFAS(サーファス) FP-200 フロアデュアルヘッド 160PSI ブルー 46714

 

 空気入れはママチャリと同じものは使えません。フランス式バルブ用のものを新たに買う必要有り。これは店頭にあるものを一緒に購入すべきだと思います。

 

2 ライト

夜に乗らないつもりでもライトは買いましょう。

スピードが出るので、かなり遠くまで照らせるような強度の強いライトを選んだ方が良いです。

充電式が楽ですが、長旅に出る可能性のある人は電池式も買って2個持ちにするのが無難。

 

 このライトは昔使っていたやつです。装着も非常に楽で、アマゾンのレビューを見る限り明るさに問題ないと書いてありますが、使用感としてはもう少し強度が欲しいと感じました。

 

自分が今使っているのがアマゾンで見つからないのですが、こいつです。

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 少々高いのがネックですが、かなり光が強いです。おすすめ。 

 

3 鍵(2つ)

鍵は2つ買います。U字のものとヒモ状のものです

僕が使っているものだと、U字のはこれ

PALMY(パルミー) アルミシャックルロック P-ES-101AL/Φ15mm ホワイト

PALMY(パルミー) アルミシャックルロック P-ES-101AL/Φ15mm ホワイト

 

 使って一年以上になりますが、壊れることもなく鍵もスムーズに刺さります。

ヒモ状はこれ 

鍵が2つ持つことになると面倒なので、ダイヤル式。 

 

なぜ2つ必要なのかと言うと、どこかに立てかけるときに、ヒモ状のもので自転車と何か(ポールなど)に括り付けます。

 

ただこれだけだど、特別な工具さえ持って来れば実は簡単に切ることができちゃうんです。なので切れない頑丈なU字のもので、フレームと後輪の間にガッチリと着けます

 

これで盗まれることはほぼなくなります。盗もうとする人を諦めさせる役割もあります。

 

ちなみにU字のもののみだと、自転車ごと持ってかれちゃうんです。んでさらに大きな工具とかでU字鍵を切って、中国とかに売ってしまうんだそう。僕は一回、大学前のコンビニに入っている間にこれで盗まれてます。

 

4 チューブ(複数)

最近はめっきりパンクしなくなりましたが、最初のときはパンクしまくりでした。

その度にショップに行くのは面倒なので、どうせパンクすると思ってチューブは5~6個まとめて買っておくことをオススメします。

 

5 ヘルメット 

当然ですが、ものすごいスピードが出るので必須です。

暑くって着けたくない日は、スピードは出しません。

 

6 その他整備に必要なもの

その他チェーンクリーナーやパーツクリーナーなど、整備するものです。ロードバイク購入時についてくることがほとんど。ついてこなければ、買いましょう。

さらに追加したい人は店員さんと相談すると良いかも。

 

必須ではないけどあると便利なもの

必須ではないけれど、あると便利なものを紹介します。

ポーチ

自転車に装着するポーチ。これはあるとめちゃくちゃ使い勝手が良くなります!。

自転車漕ぎたいなあと思うときには、この中にチューブの替え・簡易空気入れ・電池・塩飴と梅干しキャラメルなんかを入れてレッツゴー!。

 

ボトルケージ

Topeak Modula Cage EX ウォーターボトルケージプラスチック Ex グレ

Topeak Modula Cage EX ウォーターボトルケージプラスチック Ex グレ

 

あると急にガチっぽさが増します。が、トレーニング目的以外では必須ではないと思います。

ペットボトルも入りますが、本来ペットボトルを入れる用ではないためカタカタします。本体の色とうまいこと合わせないとダサくなる可能性有り。

 

ドリンクボトル

SHIMANO(シマノ) ドリンクボトル [Y9S0BOTLE1X] クリア/ブルーロゴ

SHIMANO(シマノ) ドリンクボトル [Y9S0BOTLE1X] クリア/ブルーロゴ

 

 ボトルケージの中に入れるものです。この中にポカリスウェットを半分に薄めたものを入れます。目安は一時間に一本。ボトルケージを買うなら一緒にといったところです。

 

余談ですが、ロードバイクのレースを見に行くと、選手がポンポン放り投げて、それをもらうことができます。家に持って帰って煮沸消毒をすれば使えるので、ボトル買ってないくせに家に10本くらいあります。

 

スマホをガチャコンとはめれるもの

もちろん走行中はスマホ使っちゃダメですが、僕のロードバイクはハンドルのところにスマホがはめられるようになっています。スマホをつけるのはいろいろあるのですが、僕が使っているのはこれ。

TOPEAK(トピーク) ライドケース マウント

TOPEAK(トピーク) ライドケース マウント

 

 これをロードバイクにガチャコン。

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で、欠点はスマホ側のケースが固定されてしまうこと。

TOPEAK(トピーク) ライドケース(iPhone 5/5S 用)セット カラー:ブラック

TOPEAK(トピーク) ライドケース(iPhone 5/5S 用)セット カラー:ブラック

 

 これを装着したアイフォンはこんな感じ。

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ちなみにアイフォン5のは表面に雨よけカバーが付いていたのですが、邪魔なのでムシりとりました。

問題の後ろ

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 ぶっちゃけ僕はケースは何でも良いのでこれにしましたが、ケースこだわりたい人にとってはデメリットかもしれません。

あとロードバイク友達で集まるとみんな同じカバーで誰が誰のだか分かんなくなるというのもありますw。

 

僕は東京から実家(静岡)までよくロードバイクで帰省するのですが、これがあると地図アプリをすぐに開けるので道に迷わずにいけます。信号待ちとかで確認するわけです。

普通のマップでも良いと思いますが、僕はスマホアプリの「自転車ナビ」というものを入れてます。

 

高低差含めて比較的楽な道を教えてくれるので、重宝しています。

 

手袋

今更ですが、長時間ロードバイクに乗っていると痛くなるのってどこだと思います?

 

答えは「手」と「お尻」です。正しい姿勢で乗っていれば腰や膝って、実は痛くならないんです。

なぜ手とお尻かと言うと

  • 手→常に前屈みになっているから
  • お尻→サドルが細くって常時やんわりとしたカンチョウされてる状態(パッドで防げる)

だからです。

 

手袋をはめるとこの手の痛みを和らげることができます。

 

僕は大学1年のときに無装備ジーパンで箱根に挑んだのですが、基本的に登りで疲れ切ります。で、怖いのは下りなんです。

常にブレーキをかけっぱなしになるのですが、ただでさえ疲れきっている上に、下りで負荷は手にかかり、標高も高いので気温が低く(かつ登りでかいた汗が冷えききっている)、次第に手の感覚が麻痺してきて、握力がだんだんと奪われていくんです。(実際、かなりのスピードで下りました。めちゃくちゃ危ないです)

 

手袋があればもっと楽だろうなと思います。購入する予定です。

 

パッド付きパンツ

上に書いたように、お尻痛くなるんで、長時間乗る用に一つ買っておくと劇的に変わります。サドルを変えるよりも安いですし。

 

輪行に便利な自転車バッグ

自転車バッグがあると、輪行(自転車を電車内などに持ち込むこと)ができます。また海外にも持ってけますよね!

www.yukihy.com

普段都会暮らしで消耗している人は、これで田舎まで持ってって車のいない一本道とかを時速50kmくらいで走りながら大声で「ギリギリchop」とか歌えば問題ないっす。

 

スタンド

管理する場所がある人は良いですけど、ない人はスタンドも買う必要があります。室内に管理する人は必須ではないでしょうか。

MINOURA(ミノウラ) ディスプレイスタンド [DS-30BLT] 折りたたみ式 ブラック

MINOURA(ミノウラ) ディスプレイスタンド [DS-30BLT] 折りたたみ式 ブラック

 

 

その他あると便利なもの

その他こんなのあったらいいな〜というものとしては、

  • ユニフォーム→もらったので持ってはいますが結構恥ずかしいのと、日やけの跡がくっきりつくのであんまり着ていません。パッドが入っているのでお尻の痛みを防げます
  • 心拍計や速度計など→トレーニングとして行う人は必須か。高価なので持っていません
  • サングラス→ユニフォームと合わせると本当にかっこいい。
  • ビンディングペダル&シューズ→足とペダルを固定するためのものです。足首を横に回すとパチっと外れるというもので、使い始めると慣れるまでは転倒しまくるらしい。
  • 簡易空気入れ→遠征する人は必須です。

 

乗って帰るのか?持ち帰るのか?

これは人によって変わると思いますが、意外とチェックし忘れて後悔することも。ロードバイクを購入した後、自宅までどうやって持って帰るのかということ。

 

郵送でもできると思いますが、持って帰るのであれば、解体する必要があるのか?だとしたら組み立てられなければいけないです。

 

乗って帰るのだとしたら、その場で乗れるようにしなければいけません。センスのある人ならば直ぐに乗れると思いますが、最初は本当に怖いです。

また自宅からショップまでの間に坂がある場合も注意です。ロードバイクで立ち乗りをするのは、意外と慣れるまで大変で転倒の危険があります。

 

マナーを学ぶ

ロードバイクに乗る人は、一般の方から「ロードバイクに乗っている人は〜」と指摘されないように、特に気をつけてマナーを守る必要があります。スピードも出るので大きな事故につながりやすいですし。

 

特に車側からすると、同じくらいのスピードで走るロードバイクは邪魔者以外の何物でもないわけです。道の狭い日本でロードバイクに乗る人の心構えとしては、まずは「道路を走らせてもらっている」という姿勢が大切になります。

 

違反をしない、歩行者優先などの当たり前のことはもちろん、適切なスピードを心がけて走ります。

 

特に手信号をしない人はベテランの自転車乗りの人でも多いです。この手信号をするしないで事故は大きく防げると思うので、これからロードバイクに乗る人は学んだ方が良いかと思います。

 

最後に

ロードバイクは楽しいのでオススメです!が、やっぱり危険なもの。タイヤは細いので簡単に転倒しますし、スピードが出るので急ブレーキできないように、一般的にブレーキは緩めに設定されています(場所とスピードを考えないと簡単に事故る)。

 

僕も一回転んだことがあります。里美の異変に気がつきながらもレポート提出期限のためそのまま乗っていたら、前輪が緩んでいて急停止。僕の体は空中を舞い、草むらに顔面から突き刺さるというものです。

周囲の人の目が気になる中、血みどろ状態で教授にレポート提出。「おっ、おう」という顔をされもそこには触れられず。みたいな。

 

個人的に自分が事故をするというより、人を事故に巻き込みそうになる回数の方が多く、本当に怖いです。お年寄りや子供の巧みなフェイントに騙されず、しっかりと見極めていきましょう。